2008年10月10日

10月12日週報に掲載

 もう数ヶ月するとホノルルマラソンが始まる。私もいつかは走ってみたいと思っているが、大会が日曜日であることがネックになっている。礼拝に間に合うためには、3時間を切らないといけない。ちょっと厳しいものがある。
 マラソンに限らず、最後まで走りぬくためには、二つのことが重要になってくる。それは「動機と目的」である。動機がスタートであり、目的がゴールである。厳しい状況が迫ってきたとき、ある人は「自分は何のために、こんなことをやっているのか?」とスタート自体に疑問を投げかけることがある。あるいは「あともう少し頑張ればゴールが待っている」とゴールに目を向けて、今の厳しさを乗り越えようとする人がいる。いずれにしても、動機と目的をしっかり持っていれば、必ず乗り越えることが出来る。

 信仰の旅においても同じであろう。様々な局面の中で二つのことを明確にしておかなければならない。「何で旅を始めためのか?」「ゴールはどこにあるのか?」 動機と目的である。

 特に私たちは「神の御名」を掲げているのだから、その動機は純粋かつ聖いものでなければならない。そして、そのゴールには必ず神の栄光がなければならない。これはキリストの教会にとって絶対はずせない枠組みである。


 動機は何だろう? 単に自分たちの便利さや快適さのためなのか?

 目的は何だろう? 本当に神の栄光を現すものなのか?

 信仰の旅を歩き抜くためには、この二つを明確に持つことだ

関牧師




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