前日の午前中、幾人かの兄弟姉妹と共に病床へ行きました。すでに意識はなく、耳元で呼びかけても反応はありませんでした。枕辺で讃美歌を歌い、聖書を読み、祈りを捧げました。主の時はすでに来ていることを感じさせました。
その日の午後、教会の姉妹たちが訪問されました。そこでドラマは起こりました。耳元で呼びかける姉妹の声に「ハーイ」と返事をされ、賛美に「ハレルヤ!」と大きな声で応えたというのです。何度もハレルヤ!を繰り返されたそうです。
ついさっきまでの状態を見ていた私は、その話を聴いて本当に驚きました。そして主を賛美しました。地上での最後を、「ハレルヤ!」で終えることが出来る、これほどの祝福はありません。
そして翌日の主の復活された日に、主の御許にお帰りになりました。
肥田末雄兄は、1918年ハワイ島コナで生まれ、十歳から戦後までを広島で過ごします。そして戦後帰米二世として1961年に家族5人でハワイに移住されました。1984年にホノルル教会へ導かれ、なが子夫人と共に洗礼を受けられました。
私たちも、末雄兄の信仰の遺産を受け継いで、ハレルヤ! に向かって歩んでまいりましょう。
関牧師
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