だいたい集団ができると、その中には必ず一人は周りと歩調を合わせることが出来ないタイプの人がいるものです。私も若い頃はそのようなタイプの子で、いわゆる「落ちこぼれ」と呼ばれる者でした。自分では落ちこぼれている自覚はないのですが、周りの価値観からすると、そうだったのでしょう。
イエス様は、100匹の羊がいて、その内の一匹が迷子になると「見つかるまで」探してくださると言うのです。そして、迷子の羊を見つけると大喜びするのです。
その一匹は、よほど周りから見たら問題です。その一匹のおかげで99匹が迷惑を受けることになります。一匹くらいいいじゃないか先に進もう、と言われても仕方ないでしょう。
しかし、イエス様は、その一匹を大切にされるのです。私も、まさに迷える羊でした。しかし、イエス様に見いだされたのです。
今日は、母の日です。決してあきらめない愛、探し続ける愛、受け入れ続ける愛、母の愛とは、神の愛に最も近いものです。
関真士牧師
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