2013年5月31日

6月2日2013年の週報に掲載

 この時期になると、日本に一時帰国される方、また日本から来られる方もあり、新しい出会いが多くあります。それにしても、教会とは、まさに「出会いの場」です。ある哲学者は「人生とは出会いで決まる」と言いましたが、その通りと思います。

 教会は、ありとあらゆる方々が集まる場です。今までの自分では、まったく接点がなかったであろう人達と出会います、年齢も職業も性格にしても様々です。 教会の原語は「エクレシア」というギリシャ語です。日本の最初のプロテスタント教会は、今も現存する「横浜海岸教会」ですが、明治の当時は教会ではなく「公会」と名乗っていました。教える会よりは、公会の方がいいかもしれませんね。

 もともとのエクレシアの意味は、「呼び集められた者たちの集まり」です。ですから、呼び集める方の名前が、その集まりに付けられます。教会とは、キリストが呼び集めるお方なので、キリスト教会と名乗ります。

 私たちは、誰一人として例外なく、キリストに「呼ばれて」ここに来たのです。ですから、教会での出会いは、すべてに意味と必然があります。この出会いを大切にしましょう。そして何よりも、まずイエス・キリストご自身との出会いを感謝しましょう。

関真士牧師

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