2015年1月9日

1月11日2015年の週報に掲載

 キリスト教徒のことを、キリスト者という。カタカナにするとクリスチャンです。

 クリスチャンと聴いて、どんなイメージを持っていましたか? あるいは、今はクリスチャンとしてどんなイメージを持たれていると思いますか?

 使徒の働きに登場するアンテオケ教会。この教会に集まった人々が、歴史上初めてクリスチャンと呼ばれたのです。クリスチャンという呼び名は、キリスト教徒自身が付けたのではなく、教会の外の人が付けたニックネームなのです。

 ニックネームとは、その人の特徴をとらえてつけられるものです。アンテオケ教会にキリストを信じる者たちが集まり始めて1年間たった後、彼らはクリスチャンと呼ばれました。

 つまり、彼らの一番の特徴は「キリスト」であったのです。

 もしホノルル教会に集う私たちが、教会の外の方に1年間観察していただいて、ニックネームをつけてくださるとすれば、どんなニックネームになるでしょうか?

 この集まりの、そして集まる一人一人の特徴が「キリスト」であったら、どんなに素晴らしいことでしょうか。私たちは、名前だけのクリスチャンではなく、実のあるクリスチャンとなりたいものです。

関牧師

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