2020年4月23日

4月19日2020年の週報に掲載

 神を愛し、自分を愛するように隣人を愛する。 これが私たちの生き方であり、神の国のルールです。 愛の反対語は、恐れです。 愛のない所には、恐れがもたらされます。

 買い占めに走る人がいます。それを見て、買い占められると大変だと恐れて、買い占めに走る人がいます。 実際に、必要以上に買ってしまっている人の大半は、恐れによって行動しています。

 このウィルスは、人との接触がなければ、その感染はかなり抑えられます。 不要不急の外出を避けることを、人との接触を出来るだけ減らすことを皆が心がけることが大切です。

 今回のコロナ禍で、最も問われていることは、自分を愛するように隣人を愛することだと思います。 自分中心に物事を考え、行動してしまう時、このウィルスは拡がるのですから。

 私たちは、何を拡げるのでしょうか。 それは、ウィルスではなく、愛するという生き方です。 それが神の国を拡げることになります。 パウロは、ユダヤ人から「この男はまるで疫病(ペスト)のような人間」(使徒24:5)と訴えられました。
 それくらい彼の宣教は感染力を持っていたということです。 私たちが、拡げるのは、もちろん疫病ではなく、福音です。 コロナウィルス以上に、これを拡げていきましょう。 

関真士牧師

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