2020年11月6日

11月1日2020年の週報に掲載

 放蕩息子が「我に返った」とあります。 ということは、彼には、返ることのできる「我」がまだあったということです。
 私たちがどれだけ偽りの自分を生きてしまっていたとしても、本当の自分は、まだ存在しているのです。

 本当の自分は「天の父に愛されている子供」です。 この自分に返り、生きるときに、私たち現代人が抱えている、4つの根本的な問題が解決するのです。

 自分には、価値にはない。自分は愛されていない。 自分はひとりぼっちだ。自分は不十分な人間だ。
 人の心を縛り、苦しめているこの4つの問題が、すべて解決するのです。

 私たちは、天の父にとって喜びの存在であり、愛されているのです。 どんなことがあっても共にいてくださるのです。 そして聖霊に満たしてくださるのです。
 イエスの十字架の福音は、まさに私たちにとっての希望です。

関真士牧師

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