2020年1月3日

1月5日2020年の週報に掲載

新年あけましておめでとうございます。

 昔、中国に塞翁という男がいました。 ある日のこと、一頭の馬が逃げてしまい、しかも敵の国に入ってしまったので、連れ戻すこともできません。 これは災いです。
 数日後、その馬が戻って来たのですが、なんと数匹の馬を引き連れて来ました。これは幸いです。

 ある日のこと、その馬に乗っていた息子が馬から落ちて怪我をしてしまいました。 これは災いです。
 しかし、その怪我のために、兵士に徴兵された戦争に行かなくて済みました。 これは幸いです。

 「万事、塞翁が馬」という、ことわざの物語です。

 「災い転じて福となる」とも言います。 また聖書は「万事が共に働いて益となる」(ローマ8:28)と言います。

 出来事、物事、人を、どう受け止めるかは、考え方ひとつで、幸いにも、災いにもなります。

 「神の国マインド」という言葉があります。 神の国の王である、イエスのように考え、判断していくということです。 イエスなら、どう考えるか、どうするか、そのマインドを身に着けると、すべてが幸いに変わってきます。

関真士牧師

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