2019年5月31日

6月2日2019年の週報に掲載

 ハワイの5月は、卒業式や、教会の年度代わりもあって、一つの区切りの月です。
 フルーツも、ライチが出始め、マンゴーも熟れてきました。 また、街全体が花の香りに包まれて、散歩していると本当に幸せな気持ちになります。

 マノアの街を散歩しながら、心地よい風に吹かれて、しばしノスタルジックな気分になることがあります。 風の匂いが、なんとも郷愁を誘い、子供のころの色々な風景が思い浮かびます。

 先日は、福島から、父の友人がわざわざハワイにまで訪ねてきてくださいました。 その方は、1955年に父と一緒に洗礼を受けた方でした。白黒の写真をたくさん持ってきてくださって、大学生時代の父の写真など見せくれました。

 その方が、なぜ今この時に来られたのか、その理由は分かりませんが、セピア色の写真を見ながら、この出来事の中にある主のご計画の意味を思い巡らしました。

 波乱な人生を歩んだ父ですが、このように変わらぬ友人でいてくれる方がいる。 そのことを通して、主もまた変わらずに父と共にその人生を歩んでくださったと確信することができました。 本当に主に愛されていた父を知ることが出来たことは、私にとって大きな恵みとなりました。

関真士牧師

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